IT’s diary

大学に入って勉強の楽しさを知った学生が経験から感じたこと、学んだ事を書くブログです

大学1年のITインターンシップ in Vietnam

ベトナムインターン

春休み皆さんは何をして過ごしましたか? 大学の長期休みは長い. そこで今回長期インターンについて調べていました. そこで見つけたのが『国際インターン』.

夏休みにサンディエゴに1ヶ月留学した僕にとって,英語を使える良いチャンスだと思いました. 説明会に行くと,そこには中国やマレーシア,アメリカなどいくつものプログラムが用意されていました. 今回参加したのは「FPT大学(ベトナム)が主催する国際インターン」です.

当記事では実際に経験した国際インターンについて書いていこうと思います.

選考の壁

申し込み用紙には3つの質問があり英語で2000単語以上で回答する必要がありました。英語の勉強は大学受験レベルだったので,そこまでの長文を書いたことがありませんでした.

なんとかその三題を答えて,次のステップは面接でした.面接も全て「英語」. 人生初の面接は英語でした(笑)

面接当日,面接官の言うことは理解できました.しかし,言葉が出ない,練習はしましたが,緊張で簡単な単語すら出てきませんでした.いまだ自分でも何を答えたかはかすかな記憶しかありません.このインターンに行ける募集人数は3人,さすがに無理,「落ちた...」としか思いませんでした.

大学の英語の授業は基本的に「読み」「書き」を重要視した授業のみ.授業にコミュニケーションとついた名前の授業もあるもののその授業で英語をつかって話すことはありません.そのレベルの授業しか受けていない自分には無理だと思いました. しかし結果は合格でした.夏休みの留学後,英語に対する意識が変わり,毎日英語に触れる生活を送っていたのは間違いなく役にたったと思います.

それに加えて,大学1年で応募したことがプラスに働いたように思いました.いまこの記事を読んでいる大学一年生は自分の1年生ブランドを有効に使うべきだともいます.

みんなが動かない時に動いて動き出したらもう動く必要のない人間になっておくべきだと思います.

FPT大学

ベトナムでお世話になった機関はFPT大学でした.

FPT大学は、ベトナム最大のソフトウェアアウトソーシング企業グループのFPTコーポレーションによって2007年1月に設立された私立大学です. 当大学の学部は、ソフトウェア・エンジニアリング、電子通信、コンピュータサイエンス、情報システムがあり優秀なSEを多く輩出しているそうです.ベトナムにある大学ですが,留学生も多く英語が堪能な生徒がたくさんいました.

international.fpt.edu.vn

インターン

今回インターンを行なったのは『GMO VIETNAM LAB CENTER CO.ダナン支店』. GMOは今回コロナ対策にいち早く取り組んだ企業として,耳にしたことがある人も少なくないと思います.

https://www.excite.co.jp/news/article/Prtimes_2013-03-26-136-1169/?p=2www.excite.co.jp

日系企業なので従業員のほとんどが日本語の勉強をしていました. しかし主な会話はベトナム語,書類は英語,たまに日本語が飛び交う異様な空間のオフィスでした.私と従業員は主に英語を使って話し,休みの時間などは日本語を教えてあげました.一緒に働いた仲間は全員日本に興味があり,彼らが日本に来た時にはぜひ日本を案内してあげる約束を交わしました.

インターン先での業務

今回のインターンでは共同開発の基本的な部分を学ぶ事をメインとしたインターンでした.主に学んだ開発手段は

1年生のうちに共同開発の手段を実戦形式で学べることは,とても貴重な経験だったと思います.

インターン中の1日の流れ

   平日

    6:30 起床

    8:00 仕事開始

   13:00 ~ 14:30 昼食&nap time

   15:30 小休憩

   17:30 仕事終了

ベトナムには昼休憩にnap timeといものがありました. 寝袋を持参して電気を消してほとんどの人が眠りについていました.昼寝をすることによって,効率をあげることが目的だと言っていました.とても興味深い働き方だと思いました.しかし私には昼寝という習慣がなかったので,昼寝をすると深い眠りに入ってしまい,たまに昼休憩の時間が終了しても寝たままで,従業員に起こされたこともありました(笑) 土日は基本的にツアーと自由時間でした. FPT大学がツアーをいくつか用意してくれたので,そのツアーでベトナムの観光名所にバスで何箇所か行来ました.とても面白かったです.

感想

今回初めてのインターンを海外で行うという,基本編を飛ばしていきなり応用編をやってしまったような感じでした. 行く前はとても怯えていましたが行ってみるとなんとかなるもんだなと実感しました.

確かに慣れない言語で初めてのことを学ぶことで毎日頭がパンクしそうでした.しかしそれ以上に得られたものはとても多かったです. 実際にIT会社で働くことが初めてだったので,英語でビジネス用語など初めて聞くようなことがいっぱいありました.しかし,「それってどういう意味?」と英語で聞くことさえできれば,その単語自体がわからくても全ては解決するんだなと思いました.疑問に思ったことを曖昧に解釈するよりも,思い切って聞いてみる勇気というのが大切なんだなと思いました.

そして同じようにググる力も大切だと思いました. 毎回のタスクは道筋が書いてあり,詳細は書いてないことが多かったので,基本的にGoogle先生を頼りにしていました.最初は知りたいことがあるのに調べることができないという状況に陥りました.本当に知りたいことを教えてもらうには知りたいことをしっかり検索できるググる力というのが不可欠だと身をもって感じました.日本語検索だけではなく英語でググる経験をして,自分の中で新たな引き出しができたなという感じです.IT分野だけではなく,1ヶ月間ベトナムに住むことを通して人とどうのようにコミュニケーションを取るのか?など生きる上で大切なことも同時に学ぶこともできました.

今回は本当に色々な方にお世話になりました.この経験を生かしてこの先生きていこうと思います. そしていつか恩返しができるようになりたいと思います.

お読みいただきありがとうございました。 何かありましたら下記のtwitterでDMをくださると幸いです。

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